16番目の愛人

これはスパイ間宮のいつかの交際クラブ調査で出会った男性の話です。

コーディネーターとしては安牌な男性にパパ活の原石みたいな女性をアテンドしたい。
そーゆー有料会員様は男女共にいると思う。
表には出さないけどマッチングするのは運営側なので、信頼のおける方にいい方を紹介する。まずはこの人に充てればパパ活のイメージが良くなるだろうという期待を込めてセッティングすることがあった。

避けたい女性は決まっている
・パパ活慣れした人
・茶飯女子、お小遣い稼ぎと思っている

シンプルに素敵な女性であり続けることが重要です。
まずは出会いに感謝して相手の話に興味を持つ
自然と笑顔で話すことで相手がエスコートしやすい雰囲気を作る

恐らくこの男性も倶楽部からしたらそうゆう分類の方なのだろうと初見で察した。
まだ登録して間もない私はこの安牌でかつ評価の高い、そして情報をくれる男性を充てられた。

それは衝撃的な初回デートでした。
いきなりだけど、僕のデート歴からお話するね、と自己紹介
1人目の愛人はるかさん、2人目のひとみさん、3番めの、、全て話してくれる。その方との出会いや年齢、職業柄、セックスする人、ご飯だけの人、年末年始だけ会う人、など。奥様のことも愛しているけど夜の関係はない。

ということでアナタが気に入ってくれるのであれば次のデートは多分2ヶ月後になるし、お手当もみんな一律だし、みんなのことを愛しているから
そんなユートピアなのかハートフルなのか分からない

でもきちんと独占欲はあるみたいだ。でもこの倶楽部でそれは学んだそうだ。少しでも女性に負担のかかることをしてしまったらこの関係は呆気なく終わってしまうだろう。でも彼氏の話を聞くのは好きだけどしっかりヤキモチは焼いているよと（笑）
ここまで自分の気持ちに整理して言葉に出してそれが嫌味らしくない人は初めてだなと関心した。


ということで私はお付き合いするとなるとこの方の16番目の女
そして17番目の女も出来るだろうし、1番目のはるかさんにも私の情報は回るだろうし、何とも言えない複雑な気持ちでデート終えた。

全くそんな愛人が居るような人には見えない真面目そうな方
今までの概念から自分に他のパートナーがいることは基本隠すことが前提、なはず。
正直に話していいことはないと思ったのだが何だか清々しすぎて不思議な気持ち・・
私は16番目の女になれるのか？！え、なりたいのか？！

乞うご期待？！


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